2008年02月12日

深雪晴

いつも・だれかと・つながっている海

電子書簡は、風船につけて飛ばした手紙みたいに、いつ誰が拾うか判らないなんてことは一般的にありえない。やっぱり知らないひとから電子書簡が来たらちょっと怖いし、返信したりしないと思う。
ボトルメールは、自分の浜辺に誰かが流した瓶入りの手紙が届いたりする不思議なアプリで、自分が書いた手紙(ただの絵でもよかった)を入れた瓶を流すこともできた。
海が凪いでいる時はあまり瓶も漂着しないのだけれど、嵐のあとはいろいろなものが打ち揚げられていておもしろかった。
私は最後まで手紙の送り主とは交流しなかったけれど。浜辺の宝箱に残しておいたあの手紙はどうなったんだろう。

駅ひとつ攫ってゆけり雪女 松原静子
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